札幌ダート1700の頻出パターン

昨日の続き。
今年の札幌開催でダート1700の勝ち馬全ての前走パターンを調べてみた。前走が地方の場合は直近の中央開催で。全部で72レース。こんだけ多いんやね。
1…逃げ
2…番手
3…先行
4…差し
5…追込
として、
たとえば、「123」は、
3角で、「1」(逃げ)
4角で、「2」(番手)
入線順位は、「3」(先行)
を表す。
さて、結果はというと、

★6回
224、332
★5回
223
★4回
111、331、333、443、553
★3回
221、222、442、544
★2回
112、213、542、543

意外なことに気がつく。
前走で3角からずっと逃げていた馬は、苦戦傾向。
特に3角で逃げていた馬は、「111」「112」だけで、「113」ですら1回しか出ていない。この手の馬は勝つには厳しいのか。もし、頭に据えるとすれば「前走勝ち」「前走僅差の2着3着」ぐらいが必須条件。
最も有利なのは、
「22●」
のパターン。「225」以外は全て複数回出ているわけです。中でも「224」「223」が多く、適度に負けている方がこのパターンはよろしい。
「33●」もよくて、「331」〜「333」まで、上位に並んでいる。こっちは「334」以降はダメで、掲示板クラスが条件。
「442」「443」「542」「543」「544」「553」と、中団以降を走っていた馬も複数回出ているが、いずれも前走は惜敗〜小差ぐらいまでの着順。詳細にみれば、おそらく他場で後ろから競馬をして最後に差を詰めたが届かず、というところか。
いずれにせよ、前走勝っている馬は苦戦。連勝は難しいということ。
マクリはよくなくて、極端にポジションを上げていない馬の方が勝っている。
理想を言えば、

  • 番手か先行タイプ
  • 3角から4角のポジションに大きな変動がない
  • 掲示板に載るかどうかぐらいの着順

というのが前走、あるいは近走にある馬がよろしい。
もちろん、同じ札幌ダート1700で同条件なら2着とか3着ぐらいの方がええやろうけど、人気するわな。