移動日

朝方から朝市を漁って土産物を買い込んで、特急白鳥麗子に乗り込んだ。
朝市でのことは、また明日にでもゆっくりとまとめよう。
白鳥麗子が問題だ。
函館から八戸まで走るが、途中、青森で進行方向が逆になるのでシートを反転させなければならない。めんどくさい。青函線から函館本線札幌方面へ行く列車も同じように函館駅でひっくり返すんやろう。なぜにこんなめんどくさい作りになっているのか?
それは、まあいい。
その白鳥が途中でエンコしよった。久しぶりに自分の乗っている列車が車両点検だとかで立ち往生することになった。こういう時に困るのは、窓の開かないこと。最近の車両は窓の開かないものが多くて困る。エアコンをかけているのに勝手に開けられたりとか、窓からゴミを投げ捨てられたりとか、単なる軽量化およびコスト削減とか。様々な理由はあろうが、いざという時に窓の開く車両というのはありがたい。2時間も3時間も閉じ込められたら、何が大変かって、一番はトイレ。次に水分補給。そして換気。一時的にドアでも開けて降ろしてくれればトイレも換気も用足しできるんやけどなあ。
今回は30分ぐらいで走り出したけど、それでも空気の淀みはひどかったもんな。新幹線みたいに2時間ぐらい停車しないことを考えて作られている車両ならこういうことも少ないけど。
その後、列車遅れのドサクサに紛れて途中下車できないはずの八戸で無理やり出札して駅前を見物してみたけど、何にもないなあ。もっとも、街の中心街は別のところで、いうなら新横浜みたいなもんらしいけど、それにしても寂しい。
ほぼ全日移動の楽しみはそんなもんよ。