期待値を考える

ワイドを買うと当てやすい。(なのに当たらないワシって一体…)
しかし、ワイドは配当が安い。
本日の例。
中山3R。獲るには獲ったが、2点買って1点的中で払戻が200円。これではやらんでも一緒ではないか。
そこでワシは考えた。馬連で同じこと(ストック式コロガシ)はできんのか?


幸いなことに、ここ半年ぐらいの全成績を、きっちりまとめてある。
まず対象レースは、4混5混レースのみ。それ以外は買わない。
理由は、
3強までのレースは、当たっても配当が安いし、人気馬はマークが偏るので荒れやすい。
6混以上のレースは、何が来てもおかしくないし、そもそも6頭も7頭も検討するのは大変だ。
なので、適度に人気サイドで収まって、検討もしやすく、配当もそこそこつくレースだけを買う。これで随分レース数が絞れるというわけだ。
一表にまとめてみるが、印の見方は、
◎は3着までが全て人気サイド(10倍台以内)。
○は連対したのは人気サイドだが、3着は人気薄。
△は1着か2着に人気薄が入っているが、2頭は人気サイドが来ているケース。
×は3着までに2頭以上の人気サイドが入らなかったケース。
つまり、◎や○なら馬連でも的中するというわけ。

今週の中山
対象レース数 13
◎または○ 9
△ 3
× 1
◎○レースの馬連平均配当 923円

これだけをみると断然馬連で買った方が儲かる気がする。なにせ全レース3頭ボックスで買ったとしても、
300円×13レース=3,900円
払戻が
923円×9レース=8,307円
回収率は213%という計算になる。
同じことワイドで達成しようと思ったら、常に1点買いで220円か、2点買いで430円の配当を獲らなければならない。しかし、現実的には250円とか260円の配当が連発なのである。


前回の新潟開催をみてみよう。

対象レース数 57
◎または○ 30
△ 19
× 8
◎○レースの馬連平均配当 1,056円
3頭ボックス時の回収率 185%


今週の中山だけが飛びぬけているわけではないことが分かる。
およそ200%前後の回収率ということは、2回に1回当たれば元は回収できる計算なので、余程負けこまない限りマイナスということもなかろう。


ここで考えるのは、3頭ボックス、つまり3点買い時の回収率であるということ。もし2点買いならこの1.5倍、つまり300%近い回収率を見込める計算になる。すごい。
ただし、回収率を引き上げるレースというのは1頭が1倍台2倍台と抜けているところ、2番人気3番人気で決着して千いくらの配当というケースが多い。
例えば、今週の中山で言えば、
9/11 7R 2人、3人で決着して1,110円。
9/12 6R 4人、1人で決着して1,260円。
9/12 10R 3人、2人で決着して1,420円。
1番人気や2番人気から2点流して獲れるんであればいいが、それでは500円前後の配当ばかりで妙味は少ない。もう少し大きいところを引っ掛けて回収率を向上させる、あるいは的中率を高めるためには、3点買い、それもボックスがベスト。ボックスなら出遅れ、競走中止といったアクシデントにも備えられる。
単純に3番人気までのボックスを買ってもそこそこの回収率にはなると思うが、明らかに不要という馬も混じっているので、そこに4番人気5番人気を追加していくというスタンス。これがよかろう。


と考え始めたのも、やっぱりワイドでは当たっても、ストック式最大の利点である「ストック分」を稼ぎ出せないのでしんどいなあと感じたから。
3頭まで絞れたが、2倍台の配当が混じっているので何とか2点にしたい。そこで軸を決める。超タテ目コースまっしぐら。かつそのタテ目が1着2着という。
この悪循環。週に1回ぐらいやっとるよ。(いかに馬券ヘタかという証拠でもある。)
今日の10Rとか、昨日の3Rとか。あるいは最終的に1点買いで2着3着のワイドを当てたが、3頭ボックスで素直に買えていれば1,110円の馬連を獲れている昨日の7Rとか。


よくよくレース数を絞って、1日せめて5つまでで3頭ボックス。これで1つでも千円台の配当が出たらまず負けない。