続騎手について考える

騎手というのが展開を左右する、騎手の技量によって目も当てられないことが起きるということを考えると、どうやら展開点の一種と考えたらいいのかもしれないという結論に達する。
なので展開点を次の要素から構成する。
1.コース適性(これは重要)3点満点
2.騎手。2点満点
3.脚質。2点満点
これらを合算して4点満点で採点する。それにあわせて能力点も同一の4点満点にし、総合点は見事ハッテン満点の採点方法である。
ところで、展開点は単純に足し算をするだけではない。最も重要なのはコース適性で、得意コースでさえあれば、たとえ騎手が大庭であろうが(この騎手は決して下手ではないのだが)、中谷であろうが、西田であろうが、来てしまう。つまり、5戦か6戦ぐらいやってほぼ完全連対というような馬は騎手に関係なく外してはいかんのだということ。これは新潟の直千でよく見かける光景だ。
しかしながら、たとえコース適性が足りなくても、あるいは初コースであっても、展開が向けば走る馬は山ほどいる。そこで展開が嵌るか否か。騎手と脚質で点数をつけるというわけだ。2点ずつで3点満点。コース適性が3点で加点材料が3点。合わせて4点満点と。コース適性もよく騎手も一流で脚質もバッチリ、でも4点まで。それで十分であるし、過信も禁物である。
この配点、初コースなら基礎点としてコース適性1点をつける(コース適性0点というのは何回も走って全く馬券になっていないような実質マイナス点だから。)ので、もし騎手と脚質で3点満点あれば晴れて展開点が4点満点になる。そこに能力点も4点なら初コースを克服してハッテン満点ということだ。ウホッ、いいバランス…と思うが、どうか。