本当にすべきこと

今やるべきことは他人の粗探しをしたり、責任のなすりつけあいをすることではなく、日本が前へすすむために個人、企業で協力できることを1つ1つやっていくことだろう。
最も電力を使用している部類の複数企業でできていないのが非常に残念であり、彼らは逆に国民を不安に陥れているだけなのはもっと残念だ。
一連の流れをみていると、官房長官はよくやってるなあと認識をあらためた。官僚の入れ知恵だとか言われているが、ゴミに苦情を言ったり、過去には見たことのない対応ができていて、正直驚いた。自民党も含めて、トップの政治家の中にはまだまともな人たちもいるんだな。
事実を隠すなとかいう批判もあるが、こういう事態で最も信用できるのはやはり公式発表であり、その公式発表で憶測や希望にもとづいて軽々しく発言するのが最もよくない対応である。その点で「〜の可能性がある」とはっきりこれはデータから分析したものであり、直接見て確かめたわけではないよと断りを入れているのは正しい。逆にちゃんと組織の中で統制をとれずに同企業内で異なる発言をすると無計画停電のような事態になるわけだ。
机上の計算ほど役に立たないものはないというのは、今現に起きている事象(あるいはその報道)を見れば分かること。
このような不測の事態に陥った時こそ、まず冷静に行動すること。これが個人に一番要求されることではなかろうか。変な噂に惑わされて買占めを行ったり、救援活動の妨げになるようなことをするなんていうのは論外。