仁義なき闘い

仕事で着払いを頼まれた。伝票をみると佐川と書いてある。
ざわ・・・
 ざわ・・・
この流れは規定路線だっ!
来る!
大きいのがっ!!


昼過ぎ。電話で集荷センターに依頼。
機械がうけつけますたと答えて切られる。
予感・・・
夕方まで音沙汰なし。
しかし。
6時を回って後半に差しかかろうというところで来る。
電話でオペのチャンネーが7時までにうかがいますと。
いいか。佐川の7時は8時だ。それを忘れてはいけない。ここは待ちだ。
8時半。来ないので伝票に書かれた支店へ電話をしてみる。もう遅いからやってなかろうと。
「佐川急便でーす」
なんだてめえこのやろうころすぞてめえなんだこらあやんのかこらあ
営業してるんなら早く取りに来いよ、という意味合いのことを、上記のような言葉でまくしたてたわけですわ。ええ加減、ワシもこの半月、クソシステムと格闘してイライラしとりますから。
で、住所をいうたら
「そこはエリア外で・・・」
なんだてめえこのやろうぶっころすぞてめえこらあやんのかてめえこのやろう
口ごたえするなよと。エリア外だろうが何だろうが、こっちは着払いの伝票をもらってかけとんねん。支店間で責任のなすりつけあいとかどこの政治家かマスゴミよ。
しばらくして近所の営業所から電話がかかってきた。
「すいません。先ほど7時にお伺いしましたが、入口のドアが閉まってましたので帰りました。」
このやろうてめえころされたいかやんのかこのやろうてめえぶちころすぞ
普通、電話ぐらいかけるやろ。それで出んかったらまあしゃあないが。
「電話、そのとき、業務用の電話をもってなかったんです」
てめえやんのかこのやろうなんだこのやろうてめえころすぞこのやろう
配達のドライバーが携帯を不携帯とかありえんとですよ。どうせウソつくならもうちょっとマシなウソを、というか、こういう輩がきっとメール便を途中で捨てたり焼いたりするんやろうね。


佐川急便の教育のすばらしさがよく分かった。いや、前から分かっていたが、さらに深く知ることができた。もう十分に知ることができたのでこれ以上は勘弁して欲しい。
つうか、ワシのとこに佐川の伝票を持ってくるのは金輪際やめてほしい。
個人的には相手に迷惑をかけてしまうので絶対に佐川を使うことはないが、相手から依頼されたら使わざるをえんからなあ。