7/31の厳選レース

より本命党のための豆知識。
荒れるレースと堅く収まるレースとを見極めることが本命党にとってもっとも重要なことではないだろうか。配当が安いということは的中率を高めていかなければならないわけだから、荒れるレースはきっちり見送る選球眼を磨かねばならない。バッティングセンターじゃないんだから36球全部打たなければならないという決まりはない。
以前からワシの推奨しているのは「4混」「5混」のレースである。これはつまり単勝で10倍台以下の馬が4頭ないし5頭のレースを狙い撃てということだ。
もちろん例外もあるが、勝ち馬はおよそ単勝3桁配当である。だから馬連の軸に据えるとすれば当然それらになる。
1強や2強の場合、限られた馬にマークが集まるためか人気へのプレッシャーのせいか、相手は案外人気のない馬、それも10番人気とかの馬であるケースが結構ある。また、人気同士で決まれば目も当てられないくらい安い配当になる。つまり人気薄へも手を広げる必要はあるが、本命サイドも買う必要があるのに、ものすごく安い配当になる可能性があるという一番手を出してはいけないケースだ。
6混の場合、これは馬券氏のみなさんが勝ちそうだと思う馬がたくさんいる。つまりどの馬にも勝つチャンスがあるというケースで、軸も定まらなければ、相手も絞りづらい。
買い目の点数と配当のバランスとが最もよく取れているのが4混5混というわけである。
その4混5混でも100%人気サイドで決まるわけではなく、だいたい6割から8割ぐらいが人気サイド、残りは人気薄が絡む。その6割から8割を見極めていかなければならない。そこについてである。
同じ5混でも上位の5頭だけが抜けた人気になっていて6番人気は30倍ぐらいというケースもあれば、15倍ぐらいまでに8頭9頭とひしめき合っているケースもある。前者は純然たる5混といえるだろうし、後者は潜在的に6混だともいえる。後者の場合は、7番人気8番人気ぐらいの盲点になっている馬が突っ込んできたりしてチョイ荒れになるケースがよくみられる。
だから買うべきなのは、純然たる4混5混のレースだといえる。目安としては、単勝で20倍未満の馬が5頭以内、やや緩くしても6頭以内。このケースなら買いだ。はっきりいうと1日に4つはないと思う。その中から1点ないし2点ぐらいに絞れるレースとなると、もう1鞍あるかないかだろう。それこそ厳選レースなのではないだろうかと最近考えている。


さて、今日の厳選レース。新潟は道悪なので極力避けるとして。(というより新潟の1勝級以上のレースでまともな4混5混のレースは9レースだけ。)
小倉は個人的に苦手だ。1月に遠征した時にはきっちり全敗してる。3連単3点以内とか全敗するような買い方しかしてないが。その上、今日は全部オッズ的に対象外だ。15倍以下ですら8頭9頭いるレースばかりなのだから。
函館。
6レースはオッズは要件を満たしすぎているが(5番人気で28倍)、圧倒的人気がいるので見送った方がいい。切るわけにもいかなさそうだし。
7レースは6混。
8レースは男以外の騎手は全く信用できないので見送った方がいい。竹之下とか買えんわ。
9レースは1強。
11レースは9番人気で14倍なのでやめとこう。
12レース。これも8番人気で13倍。


函館10レース。5番人気で6倍、6番人気で18倍、7番人気で20倍。これはまずまずの割れ方。人気サイドで決まるだろうし、それなりに配当もつくだろう。
もちろん買うべきなのは5番人気までの馬で、順番に検討してみよう。
8 ネヴァーフェイド。
函館は走ったことがないが、とにかく連対率だけはむちゃくちゃ高いし、上がりが34秒ぐらいのレースにも35秒台のレースにも対応できているので、洋芝云々は関係ないと思う。
3 ギンザボナンサ。
これも函館は初めて。中山での成績が異常によく、中山専用の可能性もあるが、時計のかかる馬場はいいのではないか。何せ走ってきた相手のレベルが違いすぎる。
2 レインボーダリア
函館は1着から4着までが1回ずつ。札幌まで含めればかなり馬券になっているので洋芝は向いている。しかし詰めの甘いところはる。
9 サクラシオン。
上がりに限界がありそうで洋芝はいいと思うが、そもそも能力的にどうか。大体、2走前に負けているクリスマスキャロルと共に同斤量なのに負けた方が人気しているってどうよ?
6 クラックシード。
これもギンザボナンザ同様に中山専用の可能性あり。成績からはレインボーダリアと勝ったり負けたり。
軸はネヴァーフェイドでいいだろう。(そんなに藤岡氏ねと叫びたいか?)
相手をレインボーダリア、ギンザボナンザ、クラックシードから選びたい、もしくは3頭とも買う。8倍からついているので全部買ってもいいが、一応絞ってみよう。
レインボーダリアとクラックシードは、成績から考えたら両方買わなければならない。が、クラックシードは追い込んでの成績。もし前走のように先行できたら、レインボーダリアよりも上。
また、ギンザボナンザもクラックシードも近親には洋芝巧者が多く、適性は高いと思われる。よって、2頭は買わなければなるまい。
というわけで、馬連:8=3、6。藤岡氏ねと叫びたくなければタテ目も。