ゲート理論

仮にそう名付けてみた。
簡単に説明すると、単勝で買える馬の条件として、
1.今回有利なゲート(もしくは不利ではないゲート)
2.近走、不利なゲートで走っていた(凡走でも可)
3.近走、有利なゲートでは好走していた
4.昇級初戦だが、不利なゲートで勝ち上がってきた
というようなものを挙げる。
要するに、不利な条件で着順を落としたが、今回、有利な条件に変わる馬を狙い撃つ作戦だ。
逆に、近走、有利なゲートでしか好走していない馬が、今回不利なゲートに入っていたら凡走の可能性大である。
もちろん、能力やコース適性や騎手の腕なども考えなければならないので、これだけで馬券必勝法というわけにはいかない(だったらワシ、勝ちまくりやがな)。
が、重要な要素の一つだろう。というより、着順を決める最大の要素ではないかとすら思う。
スーパー未勝利の場合、上位の能力はほぼ互角と考えていい(能力の抜けた馬はここまで未勝利でいないはず)。だから、よりゲート理論が重要だ。早い時間なので二流騎手でも勝てる時間帯で、純粋にゲート理論だけで馬券が獲れるといっても過言ではない(ちなみに、似たような条件になった札幌最終日のすずらん賞はこの理論だけで単勝を獲った)。


この理論でいくと、明日のオールカマールルーシュは超危険な人気馬だ。
前走はインベタ圧倒的有利な今年の札幌の芝で2号ゲートから勝っている。2走前はというと、逆に2号ゲートのトウカイパラダイスに足元をすくわれている(ルルーシュは大外12号ゲート)。
今回は2号ゲート。因縁の2号ゲート(笑い)。今日の中山芝コース、内枠(1〜5)は未勝利だ。ほぼ毎レース3番人気以内の馬が入っていて未勝利だからこれは重い。
今回→不利
前走→有利なゲートでワンランク下のレースを勝利
2走前→不利なゲートであまり強くない馬相手に取りこぼし
典型的な買えない馬だよ、これ。

買うならナカヤマナイト
前走宝塚記念オルフェーヴル以外は1桁馬番の馬が上位独占の結果だが、10号ゲートに入っていた。仕方ない。
2走前も外有利なレースで3番。3走前も外有利なところを1番。ゲートに恵まれない馬なのだ。
4走前(AJCC)はきっちり2着確保(1着はルーラーシップなので仕方ない)、5走前(ディセンバーS)は外不利なレースで12番から完勝。中山でゲートに恵まれれば好勝負必至だ。


※ただし、2着3着はゲートが不利でも能力があって状態がよければ来る。というより、能力もあって状態もいいのにゲートが悪いからあと少し勝ち切れないのだ。


<買い目>
馬単:13→2