今日の一球入魂

いつもの障害の未勝利戦。これが東西である。まずココカラ。
京都はハイローラーが有力に見える。前走はシシャモフレンド先生に随分お世話になったが、その2着。しかし、休み明けのシシャモフレンドがあっさり勝ってしまうレベルでもある。案の定、上がりは38.9秒とそんなに速くない。少なくとも2倍という単勝オッズには見合わない。
他の馬ではトーセンタイガーの上がりが37.4、38.6、38.7と並んでいて出色だが、8戦して3着が最高。脚質に難がある。
エーシンテューポンもハイローラー同様に障害は2戦して上がりも似たようなもの。ただし、ハイローラーが先行してマークしたのに対して、こちらは差してマークした数字。ならばハイローラーの方が優勢だ。
いずれにせよ、信頼度は低く、ここは見が吉だ。買うならトーセンタイガーを少しというところ。
中山はヒカルアカツキとアイアムイチバンの上がりの速さが目立つ。勝ち馬を挙げろと言われれば間違いなくこのどちらか。が、どっちが勝つかと言われると甲乙つけがたい。両方買うにはオッズが低すぎる。よって見。1万円突っ込んでも千円くらいしか儲からないレースはやらんでしょ。


さて、今日の勝負は京都8レース。当然、アドマイヤカーリン。
芝の状態が思ったほどよくない京都。逃げ馬天国ではないが、内が有利なようだ。その点、ライバルのバンザイよりもいい。
また、4歳ということで人気を集めているローゼンケーニッヒとエーシングングンは、神戸新聞杯が同タイム。ゴールドシップから1秒ちょっとと考えれば、確かに足りそうな気はするが、現実、エーシングングンは現級で差しの展開で差してきて1秒程度の負け。枠の不利もなかった。これが現実。ローゼンケーニッヒも推して知るべし。
アドマイヤカーリンは元々素質と血統を評価されてデビュー戦からずっと人気していた馬。だが、晩成血統ゆえここまで期待に応えられなかった。5歳にして漸く開花の兆しが見えてきたか。