逆張り

こんなのはどうか?
ダントツの1番人気というのは、大概、指数が高い、騎手がいい、調教がいい、というところ。
専門紙の印は枠順決定前に決まっているというのを昔聞いたことがある(今もそうなのかはわからないが、あまり考慮していない人も多いように思う。)ので、とりあえず枠順は度外視してみよう。
ところが、そういう1番人気がよく飛ぶのは、馬券諸氏もよくご存じのこと。
ならば、この逆に張ってみようというのが趣旨である。


具体的には。
ダントツの1番人気が、中京ダートで追込み馬であるケースなど。
これは先行できる馬を狙ったらいい。もちろん2番人気や3番人気を狙うのもよい、というより、狙うべきはこの辺りだ。


あるいは、血統的に活力のない牝系が人気していたら、それは血の力で勝ち切れない可能性が高いので、他に諸パラメーターの高い馬を狙ってみる。


例題1 ジュライC
1番人気のタガノロックオンは指数は高いが、追込み、外枠と不安要素が多い。
2番人気のスズカセクレターボも同様。しかも指数はタガノロックオンより低い。
オースミイチバンは騎手があやしい。
アイファーソングは厩舎が微妙。しかも外枠。
比較的上位人気で先行できて、枠も悪くないし騎手も悪くないのがスタッドジェルラン。


例題2 今日の函館2レース
ライフトップガンが岩田で1.1倍。ところが、この馬の牝系はかなり活力がない。いつも危険な人気馬としてオミットしている1頭だ。
極端な話、残りの馬、全部買ったらいい。
が、それではあんまりなので、函館のダートだから先行馬に絞る。
すると、キクノセントロ、スリースペシャル、ダイキチサブロウ、ミストフェリーズ、プリズンブレークの5頭が残る。
ところが、ダイキチサブロウは種牡馬、厩舎、馬主があやしく、プリズンブレークは厩舎があやしい。よって3頭残し。
さすがに指数が飛び抜けているので、ライフトップガンは2着か3着には来るという見立てだろう。
結果、単勝6番人気で54倍というのはおいしいのではなかろうか? これなら千円3点で十分だわな。