秋のG1シリーズ開幕

早いものでもう10ウン回目の秋のG1シーズンを迎えました。
スプリンターズSは、もう買う馬を決めてあるのです。1か月前から。
ハクサンムーン
ブレはなし。初志貫徹。(宝塚記念ゴールドシップの初志貫徹せずに失敗したから。)


不安材料はいろいろありますよ。
まず、今の中山の芝はとにかく差し有利で逃げ切りはほぼない。
ハクサンムーン自身、本当のハイペースでは成績が良くない。
その上、フォーエバーマークが徹底逃げ宣言している。
セントウルSで僅差退けたロードカナロアには上り目があってもこっちはお釣りがない。
とか。


馬場状態については、これは根本を否定すると自分の予想を根底からひっくり返すことになるのだが、G1だけは他のレースと違う傾向になることは多々ある。騎手も普段より神経質になっているので、前が有利だと意識すればハイペースになってしまったり、逆に差し有利だと意識すればペースが落ち着いて逃げ残ったり。後者が多いのがスプリンターズSの特徴でもある。
ハクサンムーンのハイペース実績については、本格化前なので何とも言えないが、少なくとも、今回逃げ争いをするのがフォーエバーマークである以上、アイビスSD以上のハイペースになるのか? あのレースをみたら、どっちも譲って番手で行ける馬だろうし、余計にそう思う。
ロードカナロアの調子は、今回は絶対に100%まで作ってこない。なぜか?
ロードカナロアが本当に獲りたいのは、どう考えたってスプリンターズSではない。
スプリンターズ、高松宮、安田と獲ったら、当然、マイルCSを考えるでしょう。
極端に言えば、マイルCSを勝つためなら、ここは負けてもいいと思ってるんじゃなかろうか?
あるいは、スプリンターとして価値を高めるなら香港連覇が大目標。
いずれにせよ、ここは余裕残しで向かってくるはずだ。だから付け入るスキがある。


逆張りの鉄則は、
一本被りの大本命が差し馬で、
何らかの不安(この場合、まだ余裕残しになるだろう仕上げ)があるなら、
前へ行く馬を狙うべし。


大勝負はしないですけどね。