エリザベス女王杯の予想

毎年このレースの焦点は「3歳世代のレベル」でしょう。その年の3歳が強いのか弱いのか。
歴代勝ち馬を見るとかなり3歳が勝っています。斤量が有利なのと消長の激しい牝馬ゆえの勢いもあるでしょう。
今年はどうか?
指数を検証すると、今回の出走馬の近走を見るだけで大体見えてきます。
結果からいうと、3歳限定の指数が3ぐらい低いようです。
ディアデラマドレの5走前のスイートピーSの指数と最近の指数の差が3。
メイショウマンボ古馬とは未対戦。
セレブリティモデルはクイーンS自体が高すぎるかもしれないですが、5ぐらい差があります。
デニムアンドルビー古馬と未対戦。
セキショウは大倉山特別が休み明けなので参考外。
トーセンアルニカは山中湖特別とその前の一連の指数の差が3。
ラキシスは鳴滝特別とフローラS以前の指数の差が1から3程度。
平均的に3ぐらいの差ということで落ち着きます。
オークスだけは他より3ぐらい高く、これは信用できる指数かもしれません。
穴人気している馬もいますが、正直、勝てるレベルにあるのはメイショウマンボだけでしょう。デニムアンドルビーも人気ほど強くはないし、展開とか馬場状態とか何かの助けがないとメイショウマンボには勝てないでしょう。
ただ、古馬が強い。
ヴィルシーナは指数が示している通り。今年はヴィクトリアマイル以外、全部牡馬とやって1秒負けていない。大阪杯安田記念はトップクラスとの対決なのでこれは価値があります。間違いなく一番有力でしょう。
ホエールキャプチャも軽視できません。去年のダメな状態から完全復活。東京がベストでしょうが、2年前のエリ女は4着。先着されたのはエリ女史上最強馬であろうスノーフェアリー、底を見せずに引退したアヴェンチュラ3冠馬アパパネ。今回のメンバーでそのクラスはヴィルシーナぐらいですよ。コース適性は間違いなくあります。京都コース自体、調子がダメだった去年のエリ女以外、ファンタジー3着、秋華賞3着ですし。
単勝を3点買うなら、この3頭でしょう。ホエールキャプチャが来たら大儲けということで。