ジャパンCほか重賞の予想

ジャパンC。昨日見たとおりだが、スピード指数まで見て大体の結論が出た。
狙いは、1 ジャスタウェイ(福永)。
起用指数が高いのは言うまでもない。その上で、G1というのは条件戦と違って上のクラスがない。いわば青天井。能力が飛び抜けている馬にとっては、多少の適性の向き不向きとかは克服してしまえるものだ。
注目したいのは、去年の秋天のスピード指数。62もある。これは他に見たことがない。つまり、スピード指数的にも世界最強馬だということが証明されているようなものである。この時、休み明けとはいえ、2着のジェンティルドンナは0.7秒も突き放された。多少、使ってきた馬と休み明けの馬との差を考慮しても、クラス1つ分ぐらいは違う着差なので、双方が完調であればまず逆転は難しい。
そして、この枠順。これでジャスタウェイが18番でも引いているなら買うのをためらう。しかし、よほど内が悪くならない限り(そして、そんな状況はまず考えられない天候状況)、ジャスタウェイの枠順が不利だということはない。
個人的な見立てでは、秋2走目、騎手も2回乗って2回とも勝っているムーア騎手を起用して、調教もいいジェンティルドンナを負かせる馬がいるかどうかが焦点。
並の馬では無理だろう。ここまで対戦して優劣のはっきりしている馬(デニムアンドルビーとかトーセンジョーダンとか)ではない。
ジェンティルドンナを負かしている馬か、可能性を秘めた馬。つまり、ジャスタウェイか3歳馬(とエピファネイア)かの選択になるだろう。
エピファネイアについては、スピード指数も同レベルなので互角の勝負はできると思うが、その反面、3歳時に負かしてきた馬が古馬になってG1では全く通用していない(マジェスティハーツやサトノノブレス)。可能性はあまり高くない。唯一可能性を見出すとすれば乗り替わりか。
3歳馬は、この条件で勝っているのはワンアンドオンリー。が、前走がいくらなんでも負けすぎ。その前の神戸新聞杯も決してほめられた内容ではない。
それよりは、ダービー、秋天ともに外枠の不利をこうむりながら2着、3着まで来たイスラボニータの方がいい。さらにいえば、そのイスラボニータに完勝しているハープスター(しつこい!)。
だから、ジャスタウェイの実績か、ハープスターの可能性か。もうそこだと思う。そして、例によって「より内枠の馬」。が結論です。
凱旋門賞ハープスタージャスタウェイの着順については、前哨戦として札幌記念を使ったハープスターと、安田記念からぶっつけのジャスタウェイの、ローテーションの差とロンシャンの馬場への適性の差でしょう。東京の適性は間違いなくジャスタウェイの方が上。)


京都2歳S。
新設重賞ながらこれは非常に楽しみなメンバー。
起用指数的には、シュヴァルグランがいい。ユーイチ君が東京なので代わりにウチパクさんを呼び寄せた。友道厩舎、大魔神オーナーといえば、当然、ヴィルシーナのトリオ。コース実績があるのもいいところだが、スピード指数は少しだけ見劣る。
起用指数は400ぐらいだけど、フローレスダンサーやダノンメジャーもいい。
フローレスダンサーは川田騎手とマツパク厩舎はもう主戦関係。マツパク厩舎と社台RHといえば、少し前になるがマルセリーナがいる。デビュー戦は札幌で、前走も東京遠征だったので川田騎手を乗せなかったが、地元京都に戻って主戦起用。これは勝負に来た。
ダノンメジャーの小牧さんも橋口厩舎はほとんど所属厩舎みたいなもの。やや間隔が開いたのと、ダイワメジャー産駒の距離延長が気になるところだが、調教はめちゃくちゃいいらしい(持ったまま古馬を煽ったとか)。
最終的には、「より内枠の馬」ということで、フローレスダンサーか(POG的にも勝ってほしい)。
ところで、この京都2歳S、あえて内回りコースにしたのは何でかね? 翌月の中山2000mのホープフルSと結構条件がかぶってしまう。かといって、外回りの1800にしたら先週の東スポ杯と一緒か。マイルだとデイリー杯とかぶるし。この辺、整理する必要があるんじゃないかな? いっそ、2200mにしてしまうとか(笑い)。


京阪杯
足りるかどうか分からんけど、
7 アンバルブライベン田中健)に期待。
理由。起用指数が唯一買い条件に当てはまる。
まあ、他の馬だったら絶対に買わんよ、騎手名見たら。
展開的には、それほど速くもなさそうで、レッドオーヴァルが一番有利にも思えるが、この馬も京都はあまり得意ではない。だから付け入るスキがあると思うんよ。