ジャパンC

昔のジャパンCは予想が面白かった。
外国馬が強かったからだ(もとい、日本馬が弱かった)。
最近はもう外国馬は空気扱いでOKという、ハシルショウガイというのか。
最近来たのでは、ソレミアとかデインドリームなんかが凱旋門賞を勝って乗り込んできたわけだけど、全く通用していない。馬場が違うっていうのと、日本馬全体のレベルが上がっているので、20年前みたいに能力だけで3着とかそういうこともなくなった。
巷では「もっと欧米のれっきとしたG1を勝った馬を連れてこないとジャパンCのレベルが」などと云々されていますが、2年前、3年前に凱旋門賞勝った直後に来日したのは、あれはれっきとした欧米のG1馬じゃないんですかね(冷笑)。
去年はさすがにというメンバーだったけど、今年は目玉が1頭。ゴドルフィンのトレーディングレザー。去年のアイルランドダービー馬。世界のG田さんが涎を垂らして喜びそうな馬である。
まあ、いらんのですけどね。
そろそろ皆、学習したでしょう。
凱旋門賞だとか、イギリスダービーだとか、そういうヨーロッパのG1中のG1を勝ってきても日本の馬場への適性がないことは。
昔のジャパンCの予想が面白かったのは、単に世間知らず(世界知らず?)だっただけなのか…


さて、今年のジャパンC。たぶん、外枠は軸にする必要ない。買ってもヒモ程度でしょう。というわけで、内枠の馬の起用指数を調べてみた。


1 ジャスタウェイ(福永=須貝=大和屋暁) 1956(9回)
2 アイヴァンホウ 外国馬なので省略
3 ジェンティルドンナ(ムーア=石坂=サンデーR) 25000(1回)
4 エピファネイア(スミヨン=角居=キャロット) 0(0回)
5 ヒットザターゲット武豊=加藤敬=前田晋二) 985(4回)
6 ハープスター(川田=松田博=キャロット) 1521(22回)
7 アップウィズザバーズ 外国馬なので省略
8 デニムアンドルビー(浜中=角居=金子HD) 813(24回)
9 イスラボニータ(蛯名=栗田博=社台RH) 3689(9回)
10 ワンアンドオンリー横山典=橋口=前田幸治) 5760(5回)


例の基準を当てはめると、1番人気しそうなジェンティルドンナも、穴人気しそうなエピファネイアも買わないことになる。まあ、単勝で3倍切りそうなジェンティルドンナを買っても仕方ないし(とはいえ、枠もいいので勝つかも)。
あえて逆転を狙うとすれば、やはり、起用回数がそれなりにあって、起用指数も高い馬。
ジャスタウェイ
ハープスター
デニムアンドルビー
イスラボニータ
ワンアンドオンリー
この辺から土曜の出目を見ながら考えるとするか。