ジャパンCの予想修正版

予想外に雨が降って、結構馬場が悪化した。その影響で土曜日は外枠がかなり馬券に絡んでいる。
大雑把にまとめると、

1〜4番  1−3−2/24  勝率4% 複勝率25%
4〜8番  1−0−2/24  勝率4% 複勝率13%
9〜12番  2−1−1/24  勝率8% 複勝率17%
13〜18番  2−2−1/21(1頭除外)  勝率10% 複勝率24%

6レースしかないので、試行数6の勝率はあまりアテにならないが、試行数18の複勝率はそこそこ参考になると思う。これで見ると、中が薄くて、両端が馬券になっている。そのまま鵜呑みにすると極端な枠がいいということになるが、理屈で考えるとそんなアホなことは想像しづらい。おそらく、枠の差がないフラットな状態だろう。
ただし、雨の止んだ後半は内枠の人気薄が穴を開けていて、また内枠が有利な状態へ戻るだろうと推測される。先週と同様に、外過ぎる枠(13番より外)は不利だという程度の認識でいいのではないだろうか。
とはいえ、本当に内過ぎる枠、つまり1枠2枠があまり出ていなくて、少し心配になってしまった。現に、芝のレースに出た馬は全部最後の直線で内側を避けて走らされている。間違いなく内側の1頭分か2頭分ぐらいが悪い状態なんだろう。
と考えて、当初と違う馬券を買ってしまった。


ジャパンCは毎年結構泰斗タイトなレースが繰り広げられる。それは外人のトップジョッキーがいつもより多いからだろう。
参考までに過去10年のレースの上がり3Fタイムを示しておく。カッコ内は勝ち馬の上がり3Fタイム。
2013  34.1(33.9)
2012  34.7(32.8)
2011  34.5(33.9)
2010  34.4(33.5)※2着に降着
2009  35.1(34.8)
2008  34.4(34.0)
2007  34.3(33.9)
2006  34.3(33.5)
2005  36.3(34.8)
2004  35.0(34.3)

勝つためには、おおむね34秒を切る上がりタイムが必要だが、33秒前半というほど速くはならない。ここを走る前に33秒台後半から34秒台の上がりで勝っているというのが目安になる。
そういう意味では、ジャスタウェイが少し不安になった。この馬は、本格化(したように見える)去年の秋以降、実は最速上がりが秋天の34.6で、後は36秒以上かかっているレース。その直前の2着が3回続いた時は、33秒前後の鬼脚で上がってきて届かないレースを繰り返していた。だから、たまたま本格化したように見えただけで、実はその直前から同じレベルでレースをしていた(どっちにせよ晩成型だが)と考えられる。距離に不安があるからといって上がり重点でレースを進めたら差し届かない可能性が高い。
だから、ジャパンCは合わないかもしれない。
というわけで、ハープスターにしてみた。この馬も実際には上がり33.9でオークスを2着に負けているから同じようなものかもしれないが(笑い)。
少なくとも、枠は少しだけハープスターに利があるのかなと。