重賞の予想

オークス

天候が気になる。アパパネサンテミリオンが同着だったときはかなり道悪になって外枠での決着になった。その当時とは芝の造りが変わっているので、そこまでにはならないとは思うが、当日の傾向も少し見たいところだ。
いちおう、内枠有利の前提で予想をしておくと、
勝ち馬に関しては、圧倒的に桜花賞直行組が有利。それも多くは掲示板に載っている。今年の場合、上位は接戦なので、ある程度の着差(1秒くらい)までならよしとしてもいい気はする。
1番レッツゴードンキ
4番ココロノアイ
6番クイーンズリング
7番キャットコイン
9番コンテッサトゥーレ
12番アースライズ
13番アンドリエッテ
14番ルージュバック
16番ノットフォーマル
17番クルミナル
東京2400というコースは、東京1800と並んで圧倒的に内枠が有利なコースで、この2年間のG1(オークス、ダービー、ジャパンC)では、1桁の馬番しか勝っていない。しかも6頭のうち、4頭が4番までだ。


レッツゴードンキは、桜花賞がかなり展開に恵まれた。とはいえ、着差を考えると、展開利がなくても勝っていたのではないかと想像する。そもそも、クラシック路線としては、札幌2歳→アルテミスS→阪神JFチューリップ賞とトップレベルを歩み、常に馬券になってきたわけだから、間違いなく今年の3歳牝馬トップの1頭だ。距離不安が言われているが、過去の例をみても、距離適性より能力差がものをいうレースなので、かなりの確率で馬券になると思うし、好枠なので勝つ可能性もかなり高いと思う。
ココロノアイは、常にレッツゴードンキと僅差のレースを繰り返してきて、着順も勝ったり負けたり。同等の評価が必要だ。1走おきに勝った負けたを繰り返しているので、今度はココロノアイの番か?
クイーンズリングは、枠順的にはギリギリ。血統をみても距離が延びていいタイプだとは思うので、巻き返しの可能性は高い。
キャットコインの強みは、東京適性の高さ。ただ、枠順を見ると4番手の評価になり、ちょっと勝つまでは厳しいかもしれない。
コンテッサトゥーレまでくると、能力が抜けていないとしんどい枠順。掲示板ぐらいか。


オカルト的には、勝ち負けを交互に繰り返している2頭のうちからココロノアイ。ただ、軽視されすぎの感があるレッツゴードンキも気にはなる。
ルージュバック? 何それ? 買い材料なんか何もないやん。成績的にも枠順的にも。

平安S

この時期の1900mに変わって2年。まだ傾向はつかみづらいので一般論で。
京都の1800と1900は100mの差ながら微妙に傾向が違う。マイラーでも足りる1800とステイヤー傾向の1900の差だ。端的にいうと、1900のレースでは、1900m以上の実績がほしい。
相性のいいコースは、京都、阪神、中京の1800、京都1900、阪神2000というところ。
かつ、中京の東海S時代からメンバーの揃うレースだった(帝王賞へのステップ的な位置づけでもあるので)から、前走重賞組が圧倒的に強い。
特殊条件に代わったので、今後リピーターが増えるのではないかとも思うが、その辺は様子見。
有力馬を順番にみると、
インカンテーションは、どっちかというとマイラータイプの実績。脚質も少し後ろ寄り。
エノラブエナは、重賞実績がない。
ナムラビクターは、長距離実績も重賞実績もあり有力。去年は5着だが0.3秒差。枠順と展開でひっくりかえる。
アスカノロマンは、少し注目している。距離実績があるし、4歳でも上位の1頭。ただ、前走を見る限り、スピードが1枚落ちるので重賞ではまだ厳しいかも。
ニホンピロアワーズは早く引退させようよ。
ダノンバトゥーラは、距離実績が不足しているが、未知数なので賭ける価値はあるとは思う。オレはしない。しんどいもん。
ソリタリーキングが穴。3年前の同条件東海Sの勝ち馬。2年前の勝ち馬ニホンピロアワーズと違って近走もいい。ただし、交流重賞で勝ち切れていないので、ここで勝つまでは厳しいかも。
イッシンドウタイは、距離実績に難。
クリノスターオーは、実績は文句なし。去年の勝ち馬で、1900以上のレースでは抜群の強さ。ただし、ポカの多い馬なので過信は禁物。
ローマンレジェンドは、買うなら札幌まで待とう。ただ、馬券にはなるかもしれない。この2年、2着にはこういう差し馬が来ている。
アジアエクスプレスは、もしかするとステイヤーの可能性もあるが、3歳時にはスプリングSで距離が長いとも言われていただけにこのレースが判断材料になるかも。ただし、枠順は微妙なところ。
あとは枠順が悪いので割愛。
ナムラビクターか、クリノスターオーか。たまたま前走出遅れただけのナムラビクターが好枠なのでこっちかな。