京都ハイジャンプの予想

最近の勝ち馬を精査してみよう。

2014 ルールプロスパー

前走は、阪神のOP特別三木ホースランドパークで11着。これは33週ぶりの長期休養明けの影響が大きいと思われる。その前を遡ると、京都のOP平場を圧勝していて、前年の京都ハイジャンプが5着。京都への適性が見られた。

2013 テイエムハリアー

前走は、阪神スプリングジャンプ競走中止。度々落馬しているように安定感に欠ける馬だが、2走前が京都のOP特別牛若丸ジャンプで1着(その前年も勝っている)、前年の京都ハイジャンプが2着、その他、京都の障害重賞では完走すれば連対という実績があった。

2012 エムエスワールド

前走は、中山のOP特別ペガサスジャンプで3着。これも京都ジャンプで3着の実績があった。

2011 タマモグレアー

前走は、阪神スプリングジャンプで6着。前年の中山大障害2着、京都のOP平場で1着の実績。

2010 エーシンディーエス

前走は、中山のOP特別イルミネーションジャンプ5着。2走前が京都ジャンプで1着の実績。

2009 テイエムトッパズレ

前走は、中山グランドジャンプ7着。前年の京都ハイジャンプ1着。2年前が3着とこのレースに実績があった。


ほぼ全てに共通するのは、前走の着順には関係なく、京都(特に京都の重賞)での実績があったこと。
だからこのレースは荒れる。前走を見ることなく、この1年、2年での京都での実績を重視したい。


3番コスモソユーズは、OP平場で2着が1回、牛若丸ジャンプで2着がある。やや物足りないがギリギリ当落線上。
4番アドマイヤサイモンは、未勝利しか走ったことがないが、1、3、5着。適性は高いと思われる。
5番ファイヤーは、今年の牛若丸ジャンプ2着。ただし、脚質が差しなので勝つまではどうか。
7番アルトゥバンは、OP平場で2着、3着。適性が見られる。ただし、この馬も差し馬。
8番マサライトは、OP特別で2着、4着、OP平場でも2着、未勝利勝ちも京都。適性は高い。
9番ダンツミュータントは、OP平場1着、京都は3回走って1、1、3と非常に高い適性を示している。
10番シゲルジュウヤクは、3年前のこのレースで4着。少し古いが、京都自体では好成績を残している。
14番ルールプロスパーは、去年の勝ち馬。
上位人気では、ソンブレロは京都への適性が疑問。騎手の分、人気してもやむをえないが、かなり危ないと思う。
アポロマーベリックは京都が初めてで、最近のレースを見るとピークは過ぎた感じ。


単複としては、マサライトかダンツミュータントを狙いたいところ。
OPでも実績のあるマサライトか、まだ底を見せていないダンツミュータントか。乗り替わりがなければ間違いなくダンツミュータントを狙っていたところだが。