土曜日の予想

新基準で土曜日の予想をしてみる。

京都7R

8 アドマイヤカーリン(岩田)
前走は下手に乗った。好スタートからなぜか下げて、前残りでそのまま流れ込み。
この馬自身、馬券になっているのは人気薄の時が多く、分かりづらいのかもしれない。

福島4R

4 マイネルピクトル(五十嵐)
前走もOPで0.3秒差、2走前はOPを0.4秒差勝利。ここまで障害を4回走ってダメだったのは3走前だけ。
1番人気だが、意外と複勝オッズが割れているので狙いどころ。

福島12R 二本松特別

5 ブレイヴリー(古川)
前走もまずまずだが、2走前が着差なしの2着。降級前も関西主場の1000万特別で0.2秒差ぐらいで複数回結果を残している。脚質も安定して好位につけられる。
ここからは様子見なのだが、福島の芝は開幕当初、内枠天国になる傾向がある。それもプラス材料。

京都11R スワンS

重賞は過去の傾向から切り込んでみたい。
スワンSは、過去10年の勝ち馬を見ると訳の分からん結果で、OP特別を勝ってきたか、重賞を走っている馬ばかりだが、重賞組が大敗後に巻き返していることが多い。
そこで、勝ち馬の直近3走ぐらいを見てみると、実は、安田記念でそれなりの着差(0.5秒前後)であったり、京王杯SCNHKマイルCで馬券になっている馬が多い。
また、勝ち馬10頭中6頭が前走3コーナーを3番手以内で通過している。3着の馬まで含めると、逃げ馬が毎年来ている。
つまり、東京マイル前後のG1やG2で逃げ・番手ぐらいからそこそこ好成績を挙げてきた馬が3コーナーから下り坂の京都で二枚腰を使うパターンだろう。


コパノリチャードは、かつて逃げていた。2年前の勝ち馬でもある。その時は2走前にNHKマイルCを逃げて0.4秒差に粘っていた。次走の休み明けポートアイランドSで2.9秒大敗から巻き返しての勝利だった。
あるいは、去年の阪神C。前走JBCスプリント2.9秒大敗から巻き返して2着。ところが2走前はスプリンターズSで0.4秒差だった。
前走の結果と連動しないタイプの馬である。こういう馬こそ直近3走まで見ないといけない。
今回は、近走の結果も見るところなく、別馬になったように逃げられなくなってしまっている。これはしばらく放置しておいていいかもしれない。


オメガヴェンデッタ
直近3走を見ると、キーンランドCが4着0.2秒差、1600万特別1着、京王杯SC3着0.1秒差。この3走前がポイント。
スローに持ち込んで上がり勝負で最後に切れ負けしたが、道中は11秒台半ばを持続。このタイプはスワンSに向くと思う。
また、京王杯で負けた馬は、1着がのちにスプリンターズSで2着、2着は次走安田記念で2着。ここに切れ負けしたのは仕方ないだろう。4着馬?そんなん見たらアカンアカン(笑い)


アルビアーノ
3走前がNHKマイルCで2着0.2秒差。ここの上位馬が秋に古馬とやって結果を出してないのは気になるが、比較的緩みのないラップで追込みの競馬になった中、2着に残しているのは立派。
休み明けの前走も7着ながら着差は0.1秒なので合格点。さらに斤量が軽くなるので最後にもう一伸びできる。


どっちかというと、より前で競馬をできるアルビアーノの方が過去の傾向に合致する気はする。

東京11R アルテミスS

まだ3回しかやってないので傾向が分からないから馬券は買わない。
いちおう見ておくと、やはり、阪神JFとその後のクラシックへのステップという要素が強く、過去3回のうち2回から桜花賞馬が誕生している。両方とも2着だというのが、適性の微妙なズレを意味しているだろうが、世代トップクラスの牝馬が揃うという観点では間違いない。


東京1600のレースなので、脚質は差しの方がよく、前走3コーナーの中央値は7番手。12番手、14番手、15番手という馬も来ていて、ここら辺はあまり考えなくていいだろう。


新馬、未勝利からの即ヅモが3頭、500万からが1頭、OP特別が3頭、重賞が2頭。まあ、ここまで重賞といっても実質500万みたいなレースばかりなので、あまり関係なさそうだ。
ただし、負けていても0.2秒差まで。大敗からの巻き返しはない。世代トップクラスが集まるレースゆえだ。


血統的には面白い傾向があり、ストームバード・ミスプロ系とサンデー系の組み合わせが多い。
レッツゴードンキ(キンカメ×マーベラスサンデー
アイランドファッショ(ゼンノロブロイ×シーキングザゴールドの直子)
コレクターアイテム(ハーツクライ×ストームバード)
アユサンディープインパクト×ストームキャット
ウインプリメーラステイゴールド×フォーティナイナー
9頭中過半数てのは、一つの傾向だとも思えるし、うち3頭が3年前の掲示板独占と見ると、単にその年の一過性の傾向とも思える。
ただ、その後も年に1頭は馬券になっているので一つのヒントではなかろうか。
推測だが、のちのクラシックにつながるレースだけに、ただ軽いだけの血統だけでもダメだし、重すぎる血統ではスピードが足りない。だから、そこそこスタミナのあるサンデー系とスピードタイプのストームバードやミスプロ系の組み合わせが強いのではなかろうか。
そういう観点では、カイザーバルだろう。父エンパイアメーカーはダートのマイラー、母系は今さら言うまでもない父サンデーの中長距離血統。前走の相手がかなり弱かったので、そこが疑問ではあるが。