6頭立てのF1開催

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050620-00000020-jij-spo
 フジテレビが中継するようになってからほぼずっとF1を見てきたが、こんな事態は初めてだ。ミシュラン勢がタイヤの安全性を理由に全車ボイコット。レギュレーション変更で一番問題視されていた「予選本選を通じてタイヤ交換を認めない」という異常なルールがついに表面化した。
 シーズン前から指摘されていた「エンジンは2戦続けて使用。ただしリタイアの場合は交換可能」というもう一つの問題は、初戦からBARが抜け道をやって見事にペナルティを食らっていただけに最近のFIAの方向性はイマイチよく理解できない。
  「スピードが出る→危険→スピードを抑制しよう→タイヤ交換しなければグリップ力が落ちて自然とスピードも落ちるだろう」 
 アホか。イモラの悲劇を再現したいんか?安全面重視ならタイヤ交換は必須だろうが。昔も電子制御禁止とか給油禁止とかわけのわからん変更はしてたけど、今年ほどひどいのはない。次に来るのは空力規制。誰か(誰とは言わないが、トヨタのドイツ人ドライバーとか)がいつかコースアウトして吹っ飛んで行きそうな気がする、つうかもうインディアナポリスで飛んでるしw 今年は大したことがなくてよかったなw 過去のまともなレギュレーション変更ってターボ禁止ぐらいか?あれは今考えると只のホンダ潰しだったのが環境保護という面からNAエンジンの開発に貢献したし。そういう意味では給油禁止も燃費向上に一役買ったとも言えるのかな? モータースポーツの技術は市販車にもフィードバックされる。今挙げた排ガス規制、燃費向上もそうだし、アクティブサスとかセミオートマなんて10年以上前には市販車に使われるなんて思ってなかった。今やちょっとした車ならセミオートマ、今風に言えばステアシフトマチックは標準装備。何でもかんでも規制してたら技術向上という面からもよくない。でもGTウイングはどうかな… アレつけて街中走ってる香具師の頭の中をのぞいてみたい。
 そういえば、昔のF1はよかったなあ。セナプロ因縁の対決とか。中でも好きだったドライバーがナイジェル・マンセル。かっこよかった。フェラーリに乗っても勝てない男w さすがにウィリアムズ・ルノー最強時代には勝ちまくったけど、勝てなかった、というか途中でマシン壊してた頃のマンセルが好きだった。周回遅れは拳を突き上げてミラー越しに脅さないとパッシングできないしw R32に乗ってた頃、よくマネしたなあ。今から考えたらヤクザと一緒やんw 何よりも、ポルトガルGPのリアタイヤ脱落事件とカナダGPの最終ラップでガス欠事件。もうこれはF1のお笑い史のベスト10に入る。そんなマンセルが大好きでリア厨の頃から実家を出るまでFW14のレッド5のポスターを部屋に貼り続けていた。
 今年はモナコぐらいしかまともに見てないなあ。アレは久しぶりに楽しかったけど、もっとガンガン競わせるようなルールを求む。安全性はサーキット側で何とかせい(無茶いうなってw)。