ホメロス「オデュッセイア」

ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

予想どおりというのか、下巻の方が展開として面白かった。今週は飲んだりで帰りの電車で読む時間がなかったけど、それでも結構読めたのは、やっぱり面白いからやろ。
古いいうてもダテに残ってきたわけではないなあと。
あんまり複雑に懲りすぎて小手先だけの現代小説よりも面白いかもしれん。
ストーリーとしては単純で、勧善懲悪というのか、まあ読まんでも最後にどうなるのかは簡単に想像できる。けど、話の進め方というのがうまいな。語り物のなせるわざというのか、一気に読ませる。