中山芝2200

先週、間に合わなかったけど、次の開催にはAJCCもあるので今のうちに。というよりも、これで主要な中山のコースはほぼ網羅できたはず。本家のサイトに集計結果のhtmlデータを格納してみた。
中山芝2200 馬番別特性
サンプル数が少ないため過去20年を遡ってみたけど、中山にしては珍しく内枠があまり有利ではない。真ん中よりちょっと内というところが数字は一番高いけど、外枠までそんなに差はない。狙うなら5号ゲートあたりになるけど、あんまりこだわる必要はないと思う。
中山芝2200 3コーナー位置取り別特性
中山芝2200 4コーナー位置取り別特性
中山芝2200 脚質別特性
脚質は、外回りなので3コーナーでの位置取りは関係がなさそう。10番手以降の馬もかなり馬券に絡んでいる。むしろ4コーナーが重要。もちろん他のコースに比べれば差し追い込みも届いているが、特筆すべきは4角1番手の馬の連対率だ。42%ということは4角先頭の馬を軸に連勝系馬券を狙うのがセオリーと言い切っていいだろう。先行馬もほぼ30%ぐらいで残り3Fではなく4角で前目狙いが定石。
脚質別で見ても差し、追い込みはほぼアタマはない。追い込みに関しては3着すら厳しい。とにかく4角で前につけていないと勝負にならないようだ。
4角で前にさえつけていれば道中はどこでもいい。逃げも先行も捲りも勝率は差がない。むしろ捲りの連対率に注目。3角で後方にいた馬がそこから押し上げて4角で先行馬群につけるというのが軸馬になりそうだ。
結論としては、このコースは特殊であり、コーナーリングの器用さが要求される。
「外を回るから不器用な馬でも何とかなる」のではなく、むしろローカル競馬(コーナー半径の大きな札幌を除く)で実績をあげてきた馬が狙い目。