勝ちポジション

取り急ぎ、今週レースが組まれている距離のみデータをまとめてみた。
データの見方は、コース、1着から5着の平均ペース指数、レース重心のペース指数

中山芝1600 3 3 2 1 1  -4
中山芝1800 2 1 1 1 0  -3
中山芝2000 2 1 1 0 0  -5
中山ダ1200 10 9 7 5 2  -2
中山ダ1800 3 2 2 1 1  2

詳細な分析はまた後刻として、全体的な傾向として言えることは、
・芝1600から2000はそんなに特徴として差がない。ただ、距離が延びるにしたがって全体のペースも緩くなるし、ペース指数の低いほうが有利に働く。
・ダートは、1200はとにかく高いペース指数が要求される。一方で、1800はレース全体の流れが速い。


つまり、
芝では緩いペースに対応しつつ、レース全体よりは5から7ぐらい速いペース指数が必要で、
ダート1200はそれなりに緩いペースに対応しながら、レース全体よりも10以上速いペース指数が必要で、
ダート1800は速いペースに対応し、ほぼレース全体と同じペース指数で走れること。
これが中山の基本的な勝ちポジションといえる。


個々にハイペースやスローペースの異常なものは分析していきたい。


おまけ
中京芝1200と阪神芝外1600についても調べてみた。
中京芝1200 7 6 5 3 2  -2
阪神芝1600 3 2 2 1 0  -8
中京芝1200の特徴は、そこそこ高いペース指数がないとダメということ。ただ中山ダ1200ほどではない。レースのペース自体はやや遅い。つまり3コーナーからが本当の勝負ということ。レースの重心点よりも10弱速いペース指数が必要。
阪神芝1600の特徴は、ペースの緩さにある。とにかく遅い。中山なら芝2000よりも遅いペース指数で進む。つまり3コーナーまでは折り合いが大事ということ。そして、中山芝1600とほぼ同じペース指数が勝ちポジションになる。レースそのものが遅いので直線が長いわりにはかなり前目につけていないといけないのではないだろうか。レースの重心点よりも10ぐらい速いペース指数が必要なわけや。

こうしてみると、やはり競馬場や距離によって全然性格が違ってくるのがよく分かる。