フロイト「エロス論集」

エロス論集 (ちくま学芸文庫)

エロス論集 (ちくま学芸文庫)

はいはいエロスエロス。
というベタなさぶいギャグは置いといて。
久しぶりにフロイトを読んでみたけど、相変わらず納得のいかないところがある。
「抑圧」とかは分かる。百歩譲っても幼児期の体験が深層心理で影響を及ぼしているというのもいいとしよう。
「なぜ、発症する時期が決まるのか?」
ここである。
時限発火装置がプログラミングされていて時がやってきたら発症するのか。
それとも、何らかの経験がこころの奥深くに眠っていた幼児期体験をめざめさせることで発症するのか。
さらにいえば、その発症したものは「解放」してやるだけで本当に解消されるのか。
そんな単純なものではないやろうと思うんやね。
個人的経験からいっても。
誰か何とかしれくれ!
オレはしない。(思い出すのも)しんどいもん。