エリザベス女王杯へのアプローチ

ということで、今週は4角ポジションからのアプローチで執拗に攻める。
2003年以降の約6年分データから、馬場状態を問わずに組み合わせを拾ってみた。サンプルは70。
単勝

逃げ:10
番手:10
先行:21
差し:14
追込:15

3割という出現率を考えても先行馬をアタマで買うのが得策。
馬単は、多い順に

先-差:7
先-番:5
先-先:5
追-追:5
逃-先:4
番-差:4
差-先:4
差-追:4
追-差:4

が上位。やはり先行が絡む率が高い。差しも連絡みしているが、追込同士の決着もかなりあることに注意したい。追込が来る時は相手は差しか追込というのがセオリー。先行より前の馬との組み合わせは考えない方がいい。
3連単はどうか? 実はかなりバラけてしまい、これという特徴が見出しにくい。その中であえて挙げるなら

先-差-差:4
先-番-追:3
2回出現は多数。

いずれにせよ、アタマが先行なのは変わらないが、後ろはまちまち。傾向としては、差し・追込が絡んでいること。先の馬単の傾向と合わせて考えると、
1着:先行
2着:番手〜差し
3着:差し〜追込
というのがいい。ただし、かなり点数が増えるので、よほど馬の能力がはっきりしていない限りは3連単に手を出さないのがベストというコースである。


それを踏まえて、今年のエリザベス女王杯
今日の京都は追込が来ていないというところから話を始めよう。ということは、馬連で差しより後ろ同士での組み合わせというのは考えない方がいいと思われる。ならばアタマは先行か差しである。
18頭立てなので、「番手:2〜3番手」「先行:4〜7番手」「差し:8〜10番手」以下追込。
長い前振りからお待たせしました。結論は、
カワカミプリンセス鉄板
んなもん、誰でも分かるわ(笑い)。
ということで、相手を絞ろう。まず馬単から。
アタマが先行の場合、まず「差し」。次に「番手・先行」を考えるべきである。
差しに回りそうな馬は、
2 レッドアゲート
11 ムードインディゴ
13 ベッラレイア
16 リトルアマポーラ
17 トウカイルナ
この中で、買えそうなのは11、13の2頭。2は前走を度外視しても、紫苑Sみたいな弱メンで3着。これなら上昇している11の方が買える。16はマイラー。17が来たらレースの格を疑う。
次に番手。
3 ビエンナーレ
5 ポルトフィーノ
8 エフティマイア
3は展開に恵まれた前走を過大評価しない方がいい。むしろ、前走で折り合いの課題をクリアした5が差しにまで回れる自在性を身につけて有力。8のような器用貧乏な馬はどっちかというと後ろ有利のこのコースでは買いたくない。
最後に先行。
1 レインダンス
10 ピサノジュバン
(15 カワカミプリンセス
1は復調気配の前走。去年のローズS秋華賞(これは展開に恵まれたが)を考えても、ベッラレイアとそう差があるとは思えない。ただ調子を落としていただけで、戻ってくればやれる。10はさすがに厳しい。
外国馬はよう分からんけど、エリ女に出てくるレベルの馬は強くないのが相場。いらんやろ。
というわけで、馬連馬単もオッズに差はないやろうからね。

馬連:15流し 相手1、5、11、13

3連単は、2着候補が4頭いる時点で絞れないので買わない。
他に買うなら押さえの単勝15。