●ロッテ4−1阪神(千葉マリン)

昼間っからキッチンでミートソースを鍋にかけながら、本を読んでいた。
隣の部屋でつけっぱなしのテレビから野球中継が聞こえてくる。
ホールトマトの缶を開けて小一時間ぐらい煮込む。イタリア産のトマトである。一緒に煮込んでいるメンチはアメリカ産。健康にどうとか添加物がどうとか、そんなことは気にしない。どうせ書いていないだけで何かはしている。そういうものなんやから。いちいち心配してたらもたんよ。
できあがったミートソースは存外うまかった。が、やっぱり物足りないものがある。ほとんど素のままかけてるから、塩やなんかで味付けしてやってもいいのかもしれないし、オリーブオイルをもう少し増やしてもいいのかもしれない。そこは材料のラインアップをいじってやれば済むこと。
ところが、阪神はどうか。
ここ数試合、ブラゼルを除いたら、点数ないやん。
で、お前ら、いくつ残塁とゲッツーを山のようにしたら気が済むんよと。
ブラゼルがホームラン、続いてラギが2塁打。もうイケイケよという局面で、鳥谷が久しぶりに点数につながりそうなヒットを打って。
それでも点数にならん。
もうそれが今の阪神よ。そして、暗黒よ。
つながりが悪いというよりも、チーム全体に暗黒ムードが蔓延してるんちゃうん。
その4回裏が終わった時点で今日も負けを確信した。負け球団投票券があったらドーンとつっこんでるところよ。安藤は何とかしのぎながらホームラン1本で抑えてきたのに、いつもの「リリーフがぶち壊し」の展開よ。もう今シーズン、ウィリアムスが全部なかったことにした試合がいくつあるねんと。まあ、序盤で点数が取れんというのが全てなんかもしれんが。
外人だけじゃアカンのよ。枠があるからどうやっても日本人選手の調子があがってこないと勝てない。大砲を補強したら終了とかそういうレベルやない。平野や赤星が奮闘してチャンスメイクしとるんやけど、その後ろが続かんから話にならんわ。