○阪神4−3日本ハム(京セラドーム)

なにこのどんでん野球。
1点リードしたまま6回からは1人1回ずつ、きっちり抑える。
真弓はこの形を否定して「先発完投型」にこだわった。ワシは当初から「それは時代逆行」と批判しとったけど、今日、それが証明されたようなもん。
1点差ゲームをほとんど落としてきた今年の阪神。そのほとんどが無理やり先発を引っ張って捕まったところで交代、出てきたリリーフも回の途中からでリズムが悪くて抑えきれない。
今日みたいに初めから「6回はナベ、7回はジェフ、8回アッチ尊に9回球児」と決めて投げさしたら大豹変よ。
今はもう投手分業制。それも「先発」「リリーフ」の2種類ではなく、きっちり順番を決めて4人ぐらいの継投。その方が投げる方もやりやすいし、調整もしやすい。
もう、去年までの阪神野球をみてるみたいよ。いや、そのものよ。
まあ、打つ方がきっちり1点でも上に出てくれたからというのはあるし、そういう意味ではあの(セキの)一発は大きかったな。久しぶりのタイムリーよ。久しぶりにブラゼル以外の打点よ。