先出し・札幌記念の展開

後出しジャンケンではなんもないよ。
ブエナビスタが直線だけで届くのか?」
というのが穴党のツッコミどころとなっているみたいだがアッー!
心配は無用、ノックは無用。
オークスのコーナーリングはぎこちないけど、阪神で走った一連のレースでは馬が勝手に3コーナーぐらいから上がっていっているわけよ。右回りでコーナーが緩い札幌なら最後方のまま直線、ちゅうことはない。
そもそも、1番人気がほぼ最後方におって、2番人気が4角先頭を狙うようなレース。それなりに色気を見せとる陣営は当然早めに動くわな。放置しといたらマツリダゴッホが簡単に止まるわけないから。そうなればそう(園田みたいに向正からのマクリ合い)なるやろ。
純然たる逃げ馬が中舘のドリームサンデーしかおらん。けど、3角→4角でポジションアップしている馬が多い。それも「緑→黄」という早め先頭狙いが。
ヤマニンキングリーサクラオリオントーセンキャプテンマツリダゴッホマヤノライジン
近5走だけでもこんなにおる。珍しい。
3角から横に4、5頭広がってのマクリ合戦になるから半端な先行馬なんか簡単に潰されるで。
その頃、後ろの方ではブエナビスタがその2、3列ぐらいの先頭争いの後ろを徐々に押し上げてるわけよね。通過順にして10番手ぐらい。でも、実質は先頭から4、5馬身というところ。上がりが1秒速かったらええわけで、斤量が5キロも軽いんやから難しいことやないよ。
結果として、10頭近くのマクリ合いから、最内をロスなく回ってきた馬か、外を被せるようにマクってきた馬か、その辺が1頭か2頭抜け出す。これが馬券対象。
そこへブエナビスタが直線に向いて外から一気に差し切る。これがアタマ。
前がバテたところを、ブエナビスタについてきた後方待機が流れ込む。これがもう1頭の馬券対象。
組み合わせとしたら、

でええわけよ。
レコード、あるで。


(レース後)
もうちょいのう…
まさかのう。ヤマキンがのう…。向かう途中にちょっと考えて5.6秒ぐらいで取りやめたんやけどのう。
差してりゃパーフェクトやったのにのう。競馬は分からんわ。
まあ、そもそもマツリダがのう…。出遅れて中途半端なところでバカマクリ打って自滅しとるんやから。あれで後方待機はレースがメチャクチャよ。
10レースで小銭を回収して終了。