もう一度言う。これで最後や。

競馬必勝法というものは存在しないが、「当たる可能性の高い方法」ならある。
ワシが最近実地検証しているのが、「人気人気人気薄の法則」であることはこの間からさんざっぱら言うてること。
もう一回おさらいしておくと、
3連勝式馬券を買う上で、ほとんどのレースの結果は「人気−人気−人気薄」の組み合わせになっているということ。
ここで言う「人気」と「人気薄」とは、単勝オッズでだいたい10倍あるかないか。
つまり、単勝で10倍を切るような馬2頭と10倍以上の馬とを組み合わせて買うのがええということ。
先週の桜花賞も、終わってみれば2倍台のアパパネと9倍台のオウケンサクラに29倍台のエーシンリターンズの組み合わせで、見事に合致する。もっとも、エーシンを買えるのかは疑問やけど…
10倍を切るような馬というのは、普通は4頭か5頭ぐらいで、2頭しかおらんというのはそれがよっぽど抜けてるんやろうし、7頭も8頭もおるというのは、サイコロを転がすようなもん。


ワシの基準としては、6頭まで。10倍を切る人気馬が6頭以下の場合だけ買うことにしている。かつ、2頭か3頭しかいないというのは、それが2頭ぐらいまとめて飛んでしまう可能性と、2頭来て安いということを考えたら期待値は非常に低いので、できれば避けたい。もちろん点数が絞れて3連単まで買えるというのなら別やけど。
要するに、人気馬が4〜6頭のレースを狙っていくということ。
券種は3連複
なぜなら、3連単では点数が多くなりすぎるから。
人気馬から3頭残す。それを1頭目、2頭目に置く。(ここで3通りの組み合わせ)
そして3頭目に人気薄を何頭か選ぶ。点数としては、3×人気薄の頭数。仮に5頭選んでも15点で収まり、この組み合わせなら大概20倍は超えるので当たればペイできる。感覚的には平均して40倍か50倍ぐらいやろう。
それを3連単でやったら…
どえらい点数になるで。


なぜ、人気馬から3頭残すのか? 2頭でもええやん。むしろ2頭しか残らなければ、2頭軸流しになるからグッと点数も絞れるし、3連単へのアプローチにもなる。
ところが、競馬というのはうまく行かないもんで、逃げ道を作っておかないとハズレ馬券が増えるばかり。
考えてみたらいい。1頭軸の馬連で、一体どれぐらい的中できるか? その軸馬が飛べば買った馬券は全てパー。そうではなく、仮に1頭ダメでももう1頭、という押さえを作っておくことが的中率を高めるコツやと思う。
そもそも、4頭か5頭から3頭選ぶだけである。よっぽど捻くれた考え方をしない限り、まあ正しいもんを選べるやろう。


そううまくはいかんもんやけどな(笑い)。


ちなみに先週の中山。10倍台というのも人気サイドに含んでしまえば、「人気が4〜6頭」という条件を満たして、かつ、この法則から外れた平地のレースは、
土曜7/11(要するに全レース条件を満たしていて、7割近く当てはまる)
日曜5/7
と実に6割6分。


まあ、全部当てられるわけやないんやけどな(笑い)。
千円台のもあるけど、万馬券も含まれるし、1番人気が絡んでも5,600円ぐらいの配当になることも少なくない。
どんだけうまく人気馬の取捨選択をできるか。そこが最大のポイント。
今週、もう1週だけ試してみたい。これでアカンかったら、「理屈としては合ってるけど、実践的には難しい」っちゅうことや。