レオナルド・キャンティ

西船のカルディで拾ってきたのをしばらく放置していたが、気が向いたので開けてみた。
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トスカーナのワインでサンジョヴェーゼ。2008年モノ。色合いは明るいルビーで、先だって開けた林農園のエステートゴイチメルロと似ている。
香りはフルーティーで、甘い果実香が広がりトスカーナの陽気を感じさせてくれる。そこは信州産の土っぽさ、湿っぽさとは対照的だ。
そして、一口飲んでみる。これがまたいい。香りから連想されるとおりの陽性のふくよかさ。イタリア半島の豊満なおネーチャンがイチゴを摘みながらピクニックしているかのような暖かさだ。果実味が渋さを隠してとても飲みやすい。
これで2千円しないんだったらお買い得じゃないかな。