安胴さんもついに引退その他

週半ばのビッグニュースは、やはりアンカツ引退だろう。
絶頂期には「出るポン見るチー」状態。同じ苗字の安藤プロの亜空間殺法のようにとにかく動けば当たるという驚異の複勝率5割超。
最近、特に去年あたりからは「安藤、武豊を見たらおいしいカモ」という具合で、露骨に成績が悪くなっていたから引退もやむなしか。本人もそこが一番引っかかっていたようで、まずまず潔い身の引き方ではないだろうか。
馬券はいろいろ取らせてもらったが、やはり一番印象に残っているのは、函館朝市のきくよ食堂にある「キングカメハメハ」のサインだろう。実にアンカツらしい。
急にいなくなるのではなく、もうすでにアンカツはいないものとして競馬が進んでいたので、今週から何か変わるわけでもないが、やはり寂しいものだ。

さて、今週はワシのPOG指名馬が大挙出走する。そしてそのほとんどが未勝利だ。期待のサンデーレーシング軍団がみんな未勝利なのだ。どんだけツイてないのか。これは絶対にリアル馬主とか一口馬主をやったら大損する口だろう。だから一口をやらないのだ。
ところで、その指名馬と一緒に懐かしい名前の馬が走る。
土曜の京都5レースだが、サンデーレーシング軍団2頭出し（かつ両方とも指名馬でもある）と一緒に「ショウナンバーキン」という馬が混じっている。
今を遡ること12年前（もう干支が一回りしたのか）、夏の新潟だ。新装開店なった新潟の外回りコース。日本一長い最後の直線。ここにクイーンC以来半年の休み明けで出走してきたのが先代ショウナンバーキンだった。
この年の3歳はハイレベルだったが、クイーンCで3着に入っていたショウナンバーキンも怒濤の追込をみせて快勝。ワシの馬券も単勝勝負で快勝。払戻で出てきたお金をそのまま後楽園からアキバへ向かい、生まれて初めてのデジカメを買ったといういわくつきの馬だ。
懐かしいんだが、比較的短いサイクルで同じ名前をつけられると色々困るよなあ。
ちなみに先代は競走中に故障し天に召されてしまった。その無念を晴らすべく、期待されて2代目を襲名したのだろう。まずは無事に繁殖に上がってほしいところだ。その前に勝てよと。ただし、このレースでは勝たないで（笑い）