出馬表の指数をモデルチェンジしました

体勢完了となったので、今週から投入します。
長年使ってきた3F指数からは全く違う指数です。


<概要>
いわゆるスピード指数の一種。
全ての走破時計を1ハロン当たりのタイムに換算し、比較する。ハロン0.1秒差が指数1の差となる。
名付けて「FT指数」(ハロンタイム指数)


簡単でしょう。非常に単純明快。
これでどういうことが分かるかというと、


どのクラスのレベルの能力を持っているかをかなり大雑把に把握できる。


例えば、前走0.1秒差の2着だったAという馬と前走0.2秒差の3着だったBという馬とどちらが能力が高いですか?
と言われたら、このFT指数はお手上げです。1200m戦だったとしてもコンマ6分の1秒、3000mだったらコンマ15分の1秒しか差がないことになります。
が、これでいいと思うのです。
0.1秒差というのは、枠順、展開、体調、騎手の乗り方など様々な要因で簡単に引っくり返ります。それを事細かに時計だけみて取捨するのはナンセンスだと思うのです。(これがこの指数の根本的な思想です。)
が、ここに前走1.0秒差の8着だったCという馬がいたとすれば、これは明らかに指数でも差がつきますし、実際、A、Bの両方に先着するのはかなり難しいでしょう。これがクラスレベルというものではないでしょうか。そして、このクラスレベルを表しているのがFT指数というわけです。


目安となる指数の数値としては、各クラスの真ん中が、
未勝利:48
500万:50
1000万:52
1600万:54
OP特別:55
G2、G3:56
G1:57
で、勝つためにはそれぞれ1か2くらい高い指数が必要です。
つまりG1を勝つような馬は、大体58か59くらいの指数を持っているということになります。


あくまで大雑把な指数なので、この指数だけをもとに大勝負、というのは避けてください。(私もそのつもりは全くありません。)


あと、オマケとして、1F当たりの換算タイムを出馬表の各出走成績欄の右下に表示していますので、距離適性などを計るのに役立ててください。どう生かすのは私もまだよく分かっていません(笑い)。