細く長く

今月発売の最強の法則に面白いものが載っている。
ものすごく乱暴に要約すると、
馬連を5点、100円ずつ買って、5600円ぐらい勝ったら勝ち逃げする」
というもの。
なるほどと思った。
自分が今やっていることに似ているからだ。
馬券は、大勝ちすると、そりゃあ気分はいい。が、それって、普通の人は年に何回あるか、下手すると一生に1回あるかだろう。たとえ100万円勝とうと、そこまでに200万円負けていたら意味がない。(1億円使ってでも100万馬券を当てる、ということを目的にしているんであれば話は別だが)
それよりは、500円使って2000円勝とうという方が現実的だし、この程度の馬券はしょっちゅう当たるので長続きする。やはり、当たること、負けないことが長続きするコツだろう。
ここでもっとも注目すべきポイントは「一定の金額を勝ったら逃げる」ということ。簡単そうで難しい。自分もこれができないで負けることがよくある。
これはもう思想の違いで、「負けても構わないから1日遊び続ける」のか「勝てば朝10時だろうが、もう終了」なのか。それぞれに言い分はあるだろう。
勝つことにこだわるなら、途中で打ち切るのも必要なのかもしれない。


さて、肝心の馬券術。馬連を5点、というのが、実はこれ、自分が数年前にやっていたのと同じ。
4頭ボックスから1点引いて買う。
「フォーメーションのマークカードを使って、1頭目に2頭、2頭目に4頭マークする」
ということだ。1頭目に塗らなかった馬同士の組み合わせは買わない。
自分はひそかに「馬連ツーバイフォー工法」と呼んでいる。(2×4だから)
これ、意外と当たるし、そこそこの配当も得られる。
http://d.hatena.ne.jp/Fudiwarai/20111203
まあ、この頃やっとった馬券ですわな。自分のやっていたのは、もう一つハッテンさせた馬単バージョンだが、実は馬連の方がよく当たる。万馬券が当たるかどうかの差というところ。
よほど堅いレースを買わない限りは千円台、二千円台の馬連はかなり当たる。時に5600円ぐらいの配当も当たる。
と、全く同じ感想が最強の法則に書いてあった。実感をともなって全力でうなづきすぎてコンビニで一人ヘドバン発電所状態である。


じゃあ、今、その馬券術に戻るかというと、それは考えてない。
単勝を2点か3点買うと、最近ではようやく的中率は6割6分ぐらい、当たるときは5〜8倍ぐらいは当たるようになってきたので、
元金×2.5倍×0.66=166%ぐらいの回収率を期待できるレベルに達してきた(理論値)。
馬連2×4だと、的中率はイチローの打率ぐらい。当たると2千円前後とすると、
元金×4倍×0.3=120%ぐらいのリローンチ回収率。
まあ、単純に単勝の方が当たって楽しいというだけなんですが(笑い)。
万券狙い派には、馬単2×4はマジおすすめ。本命党の自分ですら3か月続けて万券当たるんやから。