今年のアンチャンは豊作?

新人騎手がデビューして3か月経った。ある程度の成績が見えてきたので買える騎手がいないか確かめてみよう。
各騎手のこれまでの勝ち数、勝率、連対率、複勝率である。

石川 0 0.0 2.2 6.7
井上 2 2.3 3.4 3.4
小崎 8 12.1 18.2 25.8
木幡初也 4 3.6 7.1 12.5
松若 10 8.1 18.7 22.0
義 4 2.2 5.0 8.4

特筆モノは小崎、松若の2人である。
ともに複勝率が2割を超えているが、複勝率2割というのは、同じローカルドサ回りの騎手で言えば、松山、丸山、勝浦、柴山あたりの数字で、小崎の2割5分というのは、菱田、川須よりも高い。
勝率はもっとエグイ。
松若の8%は、秋山クラスで、ドサ回りだと上には菱田、吉田隼人しかいない。
もっとも、そのさらに上に小崎という位置づけで、菱田、吉田隼人ですら10%でしかない。
この2人、ローカル競馬であれば積極的に頭で買える騎手だ。2人も当たるなんて珍しいと思う。(今の7年目世代が3人で100勝近く挙げた、というネタはさておいて)
他では、木幡ジュニアが勝ち鞍こそ少ないが、堅実に馬券に絡んできている。12%あれば及第点だろう。馬券的には他のドサ回り騎手大勢と同じレベルだが、少なくとも全く買えない騎手ではない。
残りは、複勝率でも1割を切っていると、ちょっとツラい。当初大穴騎手として注目を浴びたエイシン君も最初だけで、あまりいい数字ではない。乗鞍は最多なので、経験を肥やしに飛躍できるかどうか。
今後、大化けする可能性もあるが、100鞍ぐらい数をこなしてきているので、まあ、しばらくはこんな感じでしょう。