関屋記念

このレースを考える上で肝心なことは、マジェスティハーツの取捨だと思う。
馬自体が強いのは認める。しかし、森騎手をどう考えるか。たぶん、ほぼ全ての馬券氏たちが思っていることだろう。
一つは、騎手は度外視して買うこと。実際、この馬に乗った時の森騎手の成績はいい。
しかし、関西の30勝していない騎手を関東主場の重賞で買えるのか?
期待値的には絶対にない。このレース1回きりならともかく、ずっと馬券を同じロジックで買い続けるのならば、絶対に避けなければならない買い方だ。
では他の馬を買うとすれば何か?
騎手起用的には北村宏、戸崎、内田、ヨシトミ、田辺、蛯名、横典の関東上位騎手、あるいは東西関係なしの岩田騎手。
ここは問答無用で内田騎手のダノンシャーク。実力上位を素直に評価。過去10年の結果でも、1番人気の信用度は高いレースでもある(10回中8回は3着以内)。
夏競馬では「格より調子」というのが調教技術の進歩とともに過去の遺物になったことを明らかにしてもらおう。単複。複勝が存外つく。普通、単勝3倍ぐらいの1番人気だと下は1.3ぐらいなんだが、さて、これがどうでるか?