札幌記念

実は日曜だけ新潟突撃なので、午後から新潟のレースを中心に馬券を買うことになりそうだ。
しかし、ゴールドシップハープスターと2頭も御贔屓の馬が出てきては検討せざるを得ない。
普通に考えたら、古馬のG1馬が57キロで出られるので、これはめちゃくちゃ有利。当然、ゴールドシップという考えに落ち着く。が、こういう時のゴールドシップは怖い。何かありそう。
ゴールドシップの得意なコースというのは、中山と阪神内回りで、共通しているのは割合小回り、あまり軽くない芝、坂があるということ。逆に苦手なのは東京や京都外回りで、大回り、軽い芝、長い直線が共通点。端的にいえば、速い上がりの出るコースは苦手だ。
あるいは、他のコースでの可能性を考えると、相対的に他馬より速い上がりをマークできるコースが得意なんじゃないかと思う。実は、先行しようが捲ろうが勝っている時はたいていメンバー中最速の上がりをマークしている。が、ご存じのようにそれはG1馬としては相当遅い34秒後半から35秒前半のタイムだ。
たぶん、他の馬がスピードを上げられないようなところでスピードアップできるのがゴールドシップ。コーナーリングが速かったり、馬場状態が関係なかったり。
そういう意味では、札幌コースというのはあまり向いてないかもしれない。
なぜかというと、札幌はコーナーが緩いので他の馬も加速しやすいからだ。
もちろん、上がりタイム自体は34秒台半ばじゃないかと思うが、出せる馬はもっと出せるのが札幌。だから、札幌芝の中距離ではディープ産駒が強い。たぶん、ハープスターは洋芝さえクリアできたら33秒台で上がってくる。
そこにゴールドシップの死角があると思うのだ。少なくとも、単勝1倍台というにはリスキーなコースだと思う。
もし負かすとすれば、当然、速い上がりを使える馬だろう。となると、同じようなタイプのロゴタイプトウケイヘイローじゃない。そう、ハープスターだ。でも複勝はつかんのよねえ。単勝だけ買っとくか。