予想の精度を上げるために

単勝勝負だと2着でもダメなので、なかなか厳しいのですが、回収率の計算上、自分の場合は、複勝を買わずに単勝だけの勝負に徹した方が成績がいいというのが分かっています。しかし、2着3着が続くのも精神衛生上よろしくありませんし、資金には限りもあります。そこで、予想の精度を上げることを考えてみました。
結果、次のように考えれば、かなり高確率で単勝が当たるであろうと分かりました。


1.勝率の高い騎手
2.勝率の高い厩舎
3.勝率の高い馬主
4.勝率の高い生産者
5.直近3走で現級以上で掲示板確保
6.2か月以内の出走間隔
7.枠順

条件はこれだけ。
脚質とかレースレベルとか、ややこしいことは考えません。
1〜4までの「勝率が高い」というのは、具体的には、平均の1.5倍と考えています。
ここ数年のJRAの全レースを見たとき、勝率は約6.9%で安定しています。これはどういうことかというと、平均出走頭数が約14頭ということです(14頭のうち1頭が勝つ=勝率1/14=約7%)。
だから「勝率が高い」というのは、6.9%×1.5=約10.4%というのが目安です。とりあえず、直近1年分で処理してみることにします。
かつ、ある程度出走回数がないとブレが大きくて信頼度も落ちますので、年間50回出走というのを一つの基準とします。そうすると、少なくとも年間6勝はしないと買い対象となりませんが、たまたま1頭だけものすごく強い馬が出てきても、年間6勝となるとなかなか難しく、複数の馬で勝てる厩舎・馬主・生産者が買い対象となります。
はっきり言うと、騎手や厩舎はともかく、馬主や生産者はかなり限定されます。特に生産者はほぼノーザンファーム縛りに近いです(笑い)。他にも条件を満たす生産者もいくつかありますが、実際には厩舎や馬主がダメだったりして、買い対象にならないことが多いです。
実は、この段階で36レース中、せいぜい5頭か6頭ぐらいしか残りません。その中からさらに直近の成績やローテーションで絞り込むと、日によっては1頭もいないことすらあります。だいたい、1頭か2頭ぐらい。まあそんなとこです。同じレースに2頭以上対象馬が残ってしまった場合(重賞ではたまにあります)、これは買わないことにします。だいたい、この2択で間違えますんで(笑い)。
ローテーションについては、未勝利戦と重賞は2カ月ではなく4カ月で見ます。開きすぎては勝ち切れないことも多いのですが、能力差が大きいので3か月、4カ月程度なら多少仕上がり途上でも勝ち切ってしまうことが多いようです。ただし、G1はある程度間隔が詰まっていないと勝てません。
また、枠順は大事です。どんだけ強くても、大外では負けてしまうこともあります。それはレース後の騎手のコメントを見ていても分かるでしょう。芝は内枠(だいたい10番ぐらいまで)、ダートは最内と外枠を除いたところ(だいたい4番から12番ぐらいまで)が目安ですが、コースによって多少違います。もちろん、芝コースは芝の傷み具合によっても変わりますので、この辺は柔軟に対応していきます。


サンプルとして、今年の5月〜7月の結果で検証してみたところ、24戦16勝と実に3分の2の的中率、回収率は280%と上々の結果でした。ちなみに複勝で考えると、なんと24戦23勝。ただし、回収率は150%程度です。
月ごとにも検証してみましたが、一番悪かった5月でも11戦6勝で、的中率55%、回収率180%を達成。最も調子のよかった7月は7戦6勝と、的中率は86%ながらも、回収率は550%(一度1,910円の大穴が当たっている計算のため)。
おそらく、5月が底だと考えられますので、2回に1回は当たる、回収率150%超の馬券術ではないでしょうか。


結果として出てくる予想にガッカリされる方も多いかもしれません。ほぼノーザンファーム縛りです(笑い)。もっと言うと、キャロット・サンデーR・シルク・金子HD・里見治氏×ノーザンファームの組み合わせです。したがって、1番人気は当たり前、単勝1番台だってザラにある。
そんなん、お前に教えられんでも分かるわとか、そんな安い馬券買えるかとか、そういう方は、どうぞ見てもらわなくて結構です(笑い)。多分、全く参考になりませんので。
何としてでも馬券で勝ちたい。どんな手段でもいいから馬券に勝ちたい。そういう方は、ぜひ参考にしてください。
もちろん、予想料なんかいりません。そんなん、もらったら責任が出てくるだけですから。あくまで「参考」。絶対は保証しませんので、そこだけはくれぐれもお願いします。